● 成功したかどうかなんて、その人が実現している生活の質や、その人が実現できている心の平和で、判断するものです。
大事なのは、その人は一生の間に、どのように善くなれたか、ということだけです。
● 憎悪や怒り、嫉妬など私達の心の中にある迷いが人の心に住みつく真の敵であり、内部から人をコントロールし、人を奴隷にして束縛します。
イライラしたり、腹を立ててきつい言葉を人に投げかけると、しばらくたって怒りがおさまるとばつの悪い思いをします。
発してしまった否定的な言葉や声はもう存在していないのに、影響は残ります。
怒りの対象である人に害を及ぼすのみならず、腹をたてた当人も不愉快になります。否定的な心の状態は精神的安らぎも冷静さも粉砕します。ですから、真の敵は外側にあるのではなく、内部にあるのです。
(ダライ・ラマ)
● 人間関係から生まれる苦しみが大きすぎて耐えられないと感じたとき、人はその苦しみを生み出している私のからだを抹殺してその苦しみから解放されたいと思う。その苦しみを生じせしめている他者の身体を抹殺してそこかれ逃れたいと思う。
しかし、人がこの“私”の身体が仮の道具である、ということを知っているなら、その仮の道具に生じている苦しみを、もうひとりの私が見つめ、受け入れ、逆に道具を磨くための好機として感謝することさえできるようになるはずだ。
(龍村仁 「地球(ガイア)を包む風のように」より )